作曲において必須となるDTM。
その中でも最初に必要となるのが「DAWソフト」になります。
まずはこのDAWソフトとは何かを理解し、
色々なDAWソフトの特徴などを比較し自分にあったDAWソフトを導入しましょう!
DAWソフトとは?
DTMで作曲や編曲を行う際、必ず必要になるのが
「DAWソフト」
になります。
DAWとは
「Digital Audio Workstation」の略称であり、
DTMで音楽を制作する際、メインとなるホストアプリケーションとして使われます。
DAWソフトでできることは具体的に言うと
・楽器や歌の録音
・ソフト音源を使って演奏しない楽器を鳴らす(打ち込み)
・録音した音やソフト音源の音にエフェクト(プラグイン)をかける
・一通り録音など完了した楽曲の音量バランスなどを整える(MIX、もしくはTD)
・音源を媒体に合わせた最終的な仕上げ処理を行う(マスタリング)
といったことができます。
またこれら以外にも処理として
・映像と同期させて音楽を作る
・音の波形を編集することができる(テンポやキーの変更など)
・ボーカルの歌のピッチ修正
・好きな音楽を取り込んで編集
などなど様々な音楽編集等もできたりします。
音楽制作においては99%ほどの確率で何らかのDAWソフトが必要となるので
作曲編曲を行いたい方はぜひ自分に合ったDAWソフトを用意しましょう!
DAWソフトの種類を知る
現在色々なメーカーからDAWソフトが出されており、
メーカーごとに使い勝手や用途など様々になっています。
無料のソフトと有料のソフトがありますが、
基本的にしっかりと作曲したい場合は「有料」のソフトを選びましょう。
無料でもある程度できますが、一定以上のクオリティの作曲をしたい場合、
必ずできないことが出てきてしまいます。
もし予算的にちょっと・・という場合は、
無料版で試しに作ってみる→有料版へ移行でも構いません。
ではメーカー別にDAWソフトを見ていきましょう!!
ユーザー数No1「Cubase」シリーズ

もともと歴史も古く、私もDAWスタートはこのCubaseシリーズであり、
基本的な音楽制作に必要な機能は一通り揃っています。
私は23歳の頃にDTMをはじめましたが、そこから約15年間
このCubaseで作曲を行っていました。
個人的に思うCubaseのメリットとデメリットを挙げると
メリット
・MIDI打ち込みがやりやすい(操作性がいい)
・Cubaseオリジナルのプラグインが豊富であり、基本的なエフェクト処理ができる
・ピッチ修正ソフトが初めからついているので買う必要がない(VariAudio)
・用途に合わせてランクが3段階あり、予算に応じて購入できる
・Windowsでも問題なく動作する
・ユーザーが多いため困ったことはWeb検索でだいたい解決する
デメリット
・編集画面が若干暗い
・初期で入っているソフト音源があまりよくない(Halion)
・年ごとにアップデートがあり、アプデにお金がかかる
・音質面で他のDAWソフトへ移行する人もいる(感じ方に個人差あり)
といったところです。
DTM初心者の方には費用面で一番安い「Cubase Elements」があり
ある程度の機能が備わった状態で1万円ちょっとで買えるところがいいですね。
またWindows環境でもしっかり安定して動くので
WindowsPCで作曲をする方にユーザーが多いです。
編集画面が暗いことは気にならない人にはいいですが
私の場合それだけで見にくく作業しにくかったりもします・・笑
このあたりは個人差ありますが。。
また初期音源ソフトがあまり音質がよくないので、
編曲までがっつりやりたい方は音源購入が必要になります。
音質面に関しては、個人的な見解ですが若干Cubase独特の音質があるように感じます。
おそらく原因はCubaseのプラグインの音だったりする気もしますが・・
しかしバージョンアップで最近はあまり感じなくなってきていますので
そこまで気にしなくても大丈夫だと思っております。
総じてDAWソフトとしては使いやすく価格も程よいため、
DTMスタートにオススメのDAWソフトになります。
最近利用者増加の「Studio One」
もともとCubaseの開発に携わっていたチームが独立し作り出したのが
「Studio One」というDAWソフトになります。

Cubaseと操作画面は似ておりますが、最大64bit浮動小数点オーディオエンジンを採用しており、他のDAWソフトより音質面で優位性があります。
(最上位版のProfessionalのみ利用可能)
出音の良さはもちろん、空間系のエフェクトなどを使った時に解像度がよく音の差が出ます。
また容量や動作も軽く様々な編集機能なども充実しているため、最近では利用者が増えてきているソフトになります。
私は現在は利用していませんが、音質面での向上など気になる点もありますので後々利用しようかと考えております。
そして最大のポイントとしては、現在無料版の「Prime」がリリースされています!
機能的な制限はあるものの通常のDAWソフトとしての利用ができるため、まずはダウンロードして利用してみるのもアリだと思います。
とりあえず無料版を試したい、そして更なるクオリティを目指す方には「Studio One」はおすすめです。
プロ現場定番「Pro Tools」
プロユースのレコーディングスタジオのほとんどで使われているDAWソフトが
「Pro Tools」になります。

オーディオレコーディングDAWとして幅広く使われており、そのクオリティは他のDAWと比べてもトップクラスになります。
以前は打ち込みがやりにくく作曲家には不向きなソフトとなっていましたが、近年のアップデートで改善され打ち込みもやりやすくなりました。
オーディオの編集などがやりやすく、またレコーディングデータのスムーズに行えることが特徴です。
デメリットとしては一般的にソフトシンセで使われる企画である「VST」対応のプラグインが使えないこと、価格が高いことなどがあります。
私は作家業での音楽制作は現在Pro Toolsで行っています。
音質が良いこと、高度なオーディオ編集ができること、実際にデータの受け渡しなどがスムーズに行えるためです。
とはいえ現在は他のDAWソフトでの機能的にはほぼ同じになりますので、好みにあった編集画面やサウンドの質感で選ぶと良いと思います。
Macユーザーシェア率No1「Logic Pro X」
導入しやすい価格帯でMacユーザーの多くが利用するDAWソフトが
「Logic Pro X」になります。

Apple純正のソフトとして販売されており、Windows環境では使えません。
しかしながらAppleのソフトとあってMacでの動作は完全にサポートされており、バージョンアップも無償で常に更新されていきます。
初めからソフト音源が豊富に入っているため、Logic Proのみで音楽制作をしている方もいます。
YOASOBIのAyaseさんがLogicで制作されていることで話題になっていたりもします。
導入価格は安い(24000円程度)ですが、多くの著名ミュージシャン達も使用しており、特に他のDAWと比較してもできることに差はありません。
初めからある程度の音源ですぐに音源を完成させたい、そして予算を抑えたい方にはおすすめのDAWソフトとなります。
大事なのはDAWソフトを使っていい曲を作ること!
他にもDAWソフトはありますが相当な作曲上級者にならない限り、ほぼ全てのDAWソフトで同じようなクオリティの楽曲制作ができます。
あくまで大事なのは
「いい曲を作ること」
「いい音源を世に出すこと」
です!!!!
最初のDAWソフトは
・見た目的に自分が操作しやすそうなもの
・価格帯で自分の予算に合ったもの
・自分のPC環境で使えるもの
・憧れの作曲家やミュージシャンが使っているもの
などの理由で選んで良いと思います。
そして買ったからにはしっかりと使いこなす!!!!!!
これだけです!!
皆さんも作曲をスタートする際はこういったDAWソフトを導入しましょう。
そしてなんでもいいので楽曲制作をスタートし、作曲というものを楽しんでいきましょう!